料理上手になりたい

実家にいる時は、

家事は母親がやるもの。って思ってた。

母は、毎朝、私のコーヒーを片手に部屋まで起こしに来てくれ、

お弁当を用意してくれていた。

夕飯は肉が出た次の日は魚。とバランスを考えたメニュー。

小腹が空いた時用に、私や家族の好みに合った

お菓子が常備されていて。。。

休みの日には10時、3時にコーヒーとお菓子が出る。

それが『普通』だった。。。

今思えば、本当に恥かしい。

『普通じゃない』って気付くのに、とても時間がかかった。

 ※ちなみにウチはごくごく普通の一般家庭です。

 

私が今まで結婚出来なかった理由のひとつでも

あるんじゃないかと思う。。。

私はこれ以外にもある普通じゃない『普通』を

相手にも求めていたと思うし、でも自分もその普通が

出来ない事が不安で空回りしてたと思うから。

 

今は、母には何も手伝わなかったことを

本当に申し訳なかったと思うし、とても尊敬している。

 

だから私は20代半ばで一人暮らしをして、

初めて料理をした。

誰が作っても間違いない！って言われてる

カレーがマズくて泣いた。

簡単15分レシピ♪って本を見て作ったのに１時間かかった。。

それでも、初めての料理は楽しかったりして

マズくても時間がかかっても少しずつやったりしていた。 

でも、一人暮らしって

納豆ご飯でもイイし、バランスとか特に考えず

好きなもの、作りたいものを好きな時に作れるから

買った惣菜やお弁当屋さんには頼らなかったけど

テキトーだった。。

他人に料理を出すことが恐怖でしかなかった。

 

そのまま料理の腕は上がらず

30代を迎え、

今、彼と一緒に住むようになって

初めて毎日違うメニューやバランスを考えながら

料理するのが本当に大変って痛感。

未だにレシピとか見ないと作れないし

何品も同時に作ったりは出来ない。

マズいとヘコむ。。。

 

ただ、彼は

毎日作る事を強制しないし

外食や出前で息抜きもさせてくれる。

そして

マズくても、ちゃんと作る。って事が大事。

同じメニュー何回作ってもいいから。

慣れだよ♪慣れ♪

なんて言ってくれるから、頑張れる。

 

そう、そんな風に言ってもらえるからこそ

料理上手になりたいなぁ。。。と

思うようになったんだと思う。

 

出汁にこだわったり、隠し味が。。。とか言える様な

そういう上級者になれるかはわからないけど

手際よく、ある材料でチャチャっと作れたり

何品も同時進行で作れたり。

またアレ食べたいな！って言ってもらえるものを

ひとつでも多く作れるようになれたらいいな...♪♪

 

で、最初の写真は昨日のおかずｗ

豚の生姜焼き♪

 

豚肉かたかったなぁ...残念